飲食店の店舗設備、鉄板のグリルプレートをオーダーメイド製作しました。
こんにちは。
進興精工です。
今回は、飲食店の店舗設備である、鉄板のグリルプレートをオーダー頂きました。
お客様は、もともと一枚もののグリルプレートを使用していたのですが
料理のレパートリーを増やすべく、網焼き要素と鉄板焼き要素を同時にやりたいという
ご要望の元、製作しました。
どんな流れで製作するか、気になるマニアな方もいらっしゃると思うので記事にしてみます。
自分も何かオーダーメイドで製作したいという方には、参考になると思います。
その1。オーナーさんの「これ作りたい」と言うイメージを具現化します。
まずは、実際に店舗に伺って、オーナーさんと、製作するグリルのサイズや仕様といったイメージをヒアリングします。
それを基にしてその場でマンガ絵を作成して、オーナーさんと完成イメージを共有。←ココ非常に大事です。
お見積もりをご提示して、ご了承いただいたら、製作スタートです。
その2。具現化した物を製造現場で製作できる様に図面にします。
会社に戻って、打ち合わせ時に描いたマンガ絵から、3次元CADで製図を行い、製造現場で製作できる様にデータ化を行います。
出来上がった3次元モデルをオーナーさんに確認してもらって、修正が必要なら、修正のご指示を頂きます。モデルに問題がなければ製作Goのご指示を頂きます。
一旦、製作Goのご指示を頂いた後の変更は受付いたしかねますので、しっかりとモデルを確認して下さい。
その3。製造現場にて、鉄板を切ったり貼ったりして製作します。
製作した図面を現場に渡し、レーザー加工機やブレーキプレス、溶接機と言った製造設備を使用して鉄板を加工して、図面通りの物を製作していきます。
その4。製品が出来上がったら納品いたします。
納品の瞬間が弊社としては一番うれしい瞬間でもありますし、緊張する瞬間でもあります。
今回も、オーナー様は、「イメージ通り!ありがとう!」と大変喜んで頂けました。
こちらこそ、オーダー頂きありがとうございました。
今回は、グリルプレートを製作しましたが、金属を使用した店舗什器、アイアン家具、オブジェなども製作しています。
気になる点や、ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せ下さい。