バイク(スクーター)のサイドスタンド折れの修理

こんんちは。
進興精工です。

今回オーダー頂いたのは、一般の方からです。
個人売買で購入したバイク(スクーター)のサイドスタンドが折れてしまっているので
溶接して欲しいとのご依頼です。
ハーレーは良くサイドスタンドが折れるとは聞いていましたが
スクーターのスタンド。はて、どんな感じかな。。。
ひとまず、写真を送って頂き、状態を確認すると

あろうことか、元々根本からポッキリ折れているスタンドを液体パテや
金バンドで無理くり固定している状態でした。
しかも、フレームも錆びて穴が開ている状態。。。
個人売買でバイクを買うときは色々確認が必須だと思った瞬間でもありました。。。

問題点を整理すると、
・フレームに穴が開いている為、フレームの補強も考慮して修正しないといけない。
・素人さん修理の液体パテをきれいに除去しないといけない。
・溶接部位のすぐ横にガソリンタンクがあること。
さて、どうしたものかと考えた結果、
まずは綺麗にパテを除去して。。。

フレームより1サイズ大きな丸パイプを選定し、フレームが錆びて穴が開いている箇所に被せる形で溶接し、大きく被せることで補強も兼ねました。


またガソリンタンクを取り外すのは困難だったため、慎重にそして慎重に、さらに慎重に、増して慎重に、重ねて慎重に養生して、しっかり溶接しました。

これで強度も確保した上、しっかりサイドスタンドを取り付ける事ができました。
溶接した所は折れる事はありませんが、フレーム内の錆びが原因でその前後が折れる可能性が
あるので、溶接前にフレームの肉厚チェックは実施済みです。

今回のオーダーはフレームにまで手が及んで、人命にかかわる修理となります。
フレームの錆びがどれだけ進行しているのか解らない状態なので、繰り返しサイドスタンドが折れる状況になったり、走行中の衝撃で他の部分のフレームにクラックが入る可能性もあると言う事をオーナーさんにしっかりご了承して頂き、完全ノークレームの修理となりました。

ホントの所、あまりやりたくはない作業ですが、オーナーさんの利益の為
弊社はしっかり考え、腕を振るいます。

ご用命頂きありがとうございました。

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